本展覧会の出展作家によるパフォーマンスとトークセッションを開催いたします。

早世されたご家族への追想、離別、記憶の忘却への応答として、浄化や清めを喚起する塩を用いて、床に模様を描くインスタレーション《たゆたう庭》を出品されている山本基さん。

山本さんはこれまでも同様の作品を制作・出品された際、最終日に使用した塩を鑑賞者とともに集めて、それを海に還すというパフォーマンス「海に還るプロジェクト」を行っています。

本展覧会でも作家の自身の手で崩した塩を集まった皆さんで持ち帰るイベントを最終日に開催します。

※なお、本イベント開催に伴って《たゆたう庭》を作品としてご覧頂ける時間は14:00までとなります。

また、このプロジェクトの目的について山本さんからお話いただきます。

参加をご希望の方は、こちら（Peatix）からお申し込みください。

日　時：2023年12月3日（日）　14：00～15：00
定　員：20名
会　場：ポーラ美術館 講堂および展示室3
参加費：無料（入館券が必要です）

《山本基さんプロフィール》
金沢美術工芸大学卒業。現在、金沢市在住。早世した妹や妻への追想、離別、記憶の忘却への応答として、浄化や清めを喚起する塩を用いて、床に模様を描くインスタレーションを制作。展覧会最終日には、作品で使用した塩を鑑賞者とともに集め、それを海に還すというパフォーマンスを行っている。アクリル絵具や岩絵具を用いて緻密に描かれた平面作品や屏風も手掛ける。

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photo：Ken KATO