01 展覧会について
ポーラ美術館 奇跡のモネ・コレクション 特別公開
印象派を代表する画家クロード・モネ。ポーラ美術館は、国内最多の19点に及ぶモネ作品を収蔵しています。19世紀後半、セーヌ河流域を転々と移り住み、やがてパリ郊外のジヴェルニーを終の住処としたモネは、フランスの各地で、そしてロンドンやヴェネツィアといった旅先で、風景を描き続けました。季節や時間によって異なる表情を見せる、移ろいゆく光を生涯追い続けたのです。
本展示では、《ルーアン大聖堂》(1892年)や《睡蓮の池》(1899年)など、ポーラ美術館のコレクションから11点の名品をご紹介いたします。気鋭の建築家・中山英之が会場構成を手がける斬新な展示空間のなかで、モネ作品の新たな魅力に迫る試みです。
02 展示風景
03 展示作品
04 作家プロフィール
会場構成:中山英之Hideyuki Nakayama
1972年福岡県生まれ。1998年東京藝術大学建築学科卒業。2000年同大学院修士課程修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、2007年に中山英之建築設計事務所を設立。2014年より東京藝術大学准教授。主な作品に「2004」、「O 邸」、「Yビル」、「Y邸」、「家と道」、「石の島の石」、「弦と弧」、「mitosaya薬草園蒸留所」、「Printmaking Studio/ Frans MasereelCentrum」(LISTと協働)。主な受賞にSD Review 2004 鹿島賞(2004年)、第23回吉岡賞(2007年)、Red Dot Design Award(2014年)、JIA新人賞(2019年)。
会場構成のコンセプト解説はこちら:https://architecturephoto.net/116969/
05 「モネー光のなかに」展 プレイリスト
現代音楽において今最も注目を集める若手作曲家の一人、ニコ・ミューリーによる選曲。ビョーク、シガー・ロス、ラヴェル、サン=サーンス、宮城道雄など、ポップ・ミュージックとクラシックの間を自在に行き来する、本展覧会のためのプレイリストをお楽しみください。
Photo : Heidi Solander
※⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業です。
06 ホリデー特別企画『マジック・アワー 〜モネと歩く夕暮れ〜』【終了しました】
本展の関連イベントとして、2021年12月1日(水)〜12月25日(土)の期間限定で「夕暮れ時」の照明でモネの作品を鑑賞できるイベント『マジック・アワー 〜モネと歩く夕暮れ〜』を実施します。
07 【満員御礼】「モネ―光のなかに」展・トークイベントをアンスティチュ・フランセ東京で開催!
【2月26日追記】好評につき、予定人数に達しましたので申し込みを締め切りました。ご応募ありがとうございました。
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、「モネ―光のなかに」展の開催を記念し、会場構成を担当した建築家・中山英之さんをお招きし、トークイベントを開催します。
※当初1月23日(日) の予定となっておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を延期しておりました。この度、新たな開催予定日を以下の通りとさせていただきます。
2022年3月11日(金) 19:00 ~ 20:30(開場:18:30)
1月時点でお申込みいただいた方からの参加を優先とさせていただいておりますが、一部の方から欠席のご連絡を頂戴していることを受けて、参加者の追加募集(10名様)を行います。
08 出品リスト
1.《ルーアン大聖堂》
1892年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
2.《睡蓮の池》
1899年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
3.《サルーテ運河》
1908年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
4.《ジヴェルニーの積みわら》
1884年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
5.《国会議事堂、バラ色のシンフォニー》
1900年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
6.《ヴァランジュヴィルの風景》
1882年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
7.《ジヴェルニーの冬》
1885年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
8.《セーヌ河の日没、冬》
1880年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
9.《グラジオラス》
1881年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
10.《グラジオラス 》
1881年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
11.《エトルタの夕焼け》
1885年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館
全11点
09 展覧会情報
モネ-光のなかに[ 会場構成:中山英之 ]
- 主催
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
- 開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 会場
ポーラ美術館 展示室3
- 協力
株式会社丸八テント商会、株式会社 遠藤照明、(株)アーテリア
- 後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
- 企画協力
株式会社中山英之建築設計事務所、株式会社岡安泉照明設計事務所