展覧会
3/23
2019
7/28
2019

ポーラ美術館×ひろしま美術館 共同企画印象派、記憶への旅

2019.03.23 — 2019.07.28

ポーラ美術館とひろしま美術館のコレクションは、それぞれ西洋の近代美術の展開をたどるうえで重要な画家の重要な作品を収集しています。質、量共に充実した両館のコレクションには、とくに印象派絵画に優れた作品が多く、戦後に形成されたフランス近代美術のコレクションとして国内外で高い評価を得てきました。

 

19世紀のフランスでは、外交や政治、思想や精神性、科学や技術の発達による交通手段の発展から世界がひろがり、画家たちが描く世界もひろがりました。画家たちは、旅で出会った風景や人々の姿を、ときには記録として、ときには記憶に基づいて描いています。本展覧会では、両館のフランス印象派の風景画を中心に、ドラクロワやコローからピカソ、マティスまで74点の名品を選び、19世紀の画家たちの旅と記憶、都市や水辺の風景に向けられた画家たちの視線、風景の印象や移ろいゆく光の表現が留められたかたちや色彩などを探ります。また、最後のセクションでは、絵画に留められた画家の制作過程や技法の痕跡 = 記憶を、文献調査や最新の光学調査によって呼び覚まし、作品の新たな魅力としてご紹介いたします。

 

 

 

■クロスギャラリートーク「ポーラ美術館VSひろしま美術館 それぞれのコレクションの魅力を語る」

日時:2019年3月30日(土) 14:00 – 15:00

講師:古谷可由(ひろしま美術館学芸部長)、岩﨑余帆子(ポーラ美術館学芸課長)

 

■スペシャルギャラリートーク「光学調査からみたゴッホ ポーラ美術館収蔵作品を中心に」

日時:2019年6月15日(土)14:00 – 15:00

講師:田口かおり(修復家・東海大学創造科学技術研究機構特任講師)

 

■ギャラリートーク

日時 : 2019年4月20日(土)、5月18日(土)、6月29日(土)、7月20日(土)14:00~14:40

 

 

 

主催: 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館、公益財団法人ひろしま美術館