展覧会
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2006
9/17
2006

ピカソ5つのテーマ

2006.03.18 — 2006.09.17
会期
2006年3月18日(土)ー2006年9月17日(日)
20世紀美術を語るとき、パブロ・ピカソの存在を外すことはできません。1900年、世紀の変わり目に初めてパリにやって来たこのスペインの青年は、それから半世紀以上にわたって旺盛な創造力を世に示し、世界の美術愛好家を魅了し、驚嘆させてきました。生涯を通じてさまざまな絵画の様式(スタイル)を旺盛に開拓したピカソは、20世紀の美術を絶え間なく牽引した画家です。ポーラ美術館は、20世紀の巨匠ピカソの油彩画16点、水彩画1点、クレヨン画1点、パステル画1点、挿絵本3点を収蔵する国内随一の美術館です。本展は初公開のピカソ、ブラック、セザンヌの作品15点を公開し、ピカソの創造の源を探りました。なお、今回の企画展開催にあたり、独立行政法人東京文化財研究所の協力を得て、《海辺の母子像》ほか数点をX線写真撮影により科学的に調査しました。その結果、《海辺の母子像》の下に別の図像が描かれていることがわかり、展覧会会場に特設コーナー「隠されたピカソ」を設け、調査の結果を解説しました。

関連コレクション

 

関連イベント

ギャラリートーク(全5回)

2006年4月8日、5月20日、6月17日、7月10日、8月21日
各回 14:00 〜 15:00

 

常設展示

ポーラ美術館の西洋絵画と日本の洋画

会期 2006年3月15日 〉2006年9月17日
会場 展示室 2、3

 

小企画「徳岡神泉 ― 静かなる情景」

会期 2006年3月15日 〉2006年6月13日
会場 展示室 3

 

小企画「福田平八郎 ― 響きあう色彩」

会期 2006年6月14日 〉2006年9月17日
会場 展示室 3

 

トルクメンの装身具 ― シルクロードの赤い宝石

会期 2006年3月15日 〉2006年9月17日
会場 展示室 4