【カラーズ — 色の秘密にせまる 開幕記念】 前田信明 アーティストトーク
幾層にも塗り重ねられた色彩が、いかに絵画空間において特殊な視覚的経験をもたらすか。
重力による垂直性と、堆積によって形成される大地の水平性が交錯する世界の広がりを、ミニマルな抽象絵画によって表現する前田信明が、これまでの自身の制作のあゆみや、ジャッドやフレイヴィンらのミニマリズムとのつながり、そしてカラーズ展の出品作について語ります。
[聞き手:三木 学 (色彩研究者、文筆家、編集者)]
参加をご希望の方は、開始 10 分前までに講堂(B1F ミュージアムショップ奥)にお集まりください。
日 時:2024年12月14日(土)14:00~15:00
定 員:80名(先着順)
会 場:ポーラ美術館 B1F 講堂
参加費:無料(入館券が必要です)
前田信明 略歴:
1949年、熊本市生まれ。熊本市在住。
中学・高校の美術教諭を経て、九州産業大学造形短期大学部特任教授を務めた。第10回東京ビエンナーレ(1970年)の「人間と物質」(東京都美術館)に田中信太郎のアシスタントとして参加、成田克彦をはじめとしたもの派や前衛作家と出会う。ゼロックスアート開始、公開制作などを行う。
1975年、サトウ画廊(東京)にてシェイプト・カンヴァスの抽象絵画で初個展開催。1982年にはニューヨーク、ボストンにて滞在制作。GALLERY SHILLA (大邱・ソウル / 韓国) の所属作家として主にアジアを中心として、現在まで多くの個展、グループ展、アートフェアに参加。
【主な個展】
1975 サトウ画廊 / 東京
1984 銀座絵画館 / 東京
1995 熊本県立美術館 / 熊本 同,1998, 2003
2000 久我記念美術館 / 福岡
2008 調布画廊 / 東京
2012 宇久画廊 / 福岡 同,2015
2013 KID AILACK ART HALL / 東京
2013 ギャラリー尾形 / 福岡
2014 the bridge / 大分
2016 GALLERY SHILLA / 大邸・韓国
2022 GALLERY SHILLA-SEOUL / ソウル・韓国
2022 ART SPACE はね / 熊本
2023 -BLUE’S RECENT WORKS- Contemporary HEIS / 東京
2024 -HARAJUKU PROJECT 2024- GALLERY KTO / 東京
2024 GALLERY SHILLA-SEOUL / ソウル・韓国