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2023

「部屋のみる夢」展 記念講演会「微かにうごく室内」

2023.03.04

展覧会の図録(2023年3月下旬発売予定)にご寄稿の関直子先生(早稲田大学文学学術院教授)にご講演をいただきます。

 

ステイホームのあいだ私たちが長い時間を過ごした部屋という空間は、近代から現代に至るまで、さまざまな作家たちのインスピレーションの源となり、多くの作品を生み出してきました。
アンリ・マティス(1869-1954)は生涯にわたって数多くの室内画を手掛け、本展にも6点の作品が出品されています。近現代美術を専門とし、マティスに関する論考も多い関直子氏が、マティスを中心に、絵画の主題としての「部屋」について解説します。

 

参加をご希望の方は、開始10分前に講堂(B1F ミュージアムショップ奥)にお集まりください。

 

講演会「微かにうごく室内」

講師:関 直子(早稲田大学文学学術院教授)

日 時:2023年3月4日(土)14:00~
定 員:50名
会 場:ポーラ美術館 講堂
参加費:無料(入館券が必要です)

 

講師プロフィール

関 直子 (せき・なおこ)

早稲田大学文学学術院教授。東京都現代美術館学芸員を経て現職。同館での主な担当展に、『草間彌生 ニューヨーク/東京』、『水辺のモダン』、『百年の編み手たち—流動する日本の近現代美術』、『ドローイングの可能性』のほか、共著に『マティスのロザリオ礼拝堂』(光琳社)、『ミュージアムの憂鬱』(水声社)など、共訳に『マチスとピカソ』(日本経済新聞社)などがある。

アンリ・マティス《窓辺の婦人》1935年、ポーラ美術館

アンリ・マティス《窓辺の婦人》1935年、ポーラ美術館