藤文花器

  • 作家名 ドーム兄弟
  • 制作年 1910年代
  • 技法・素材
  • サイズ 高48.4 径16.9 cm
口の周辺部に淡いピンクを、その他の部分には明るい青のガラスの粉を練り込んだ素地を使った花器。全体にエッチングでつや消しを施し、黄色い花を咲かせる藤をエナメルで描いている。画面の上方から下に向かって花や枝を垂下させる構図は、浮世絵などの日本美術の影響によるといわれている。(『名作選』 2007)