スミレ文花器

  • 作家名 ドーム兄弟
  • 制作年 1900年代
  • 技法・素材
  • サイズ 高56.0 径16.0 cm
透明地に白と紫を練り込んだ素地にエッチングの彫刻を施し、エナメル彩と金彩でスミレのモティーフを描いている。器の下部に金彩で抽象的な曲線がからまる文様を描くのはドームがしばしば使った手法で、自然主義的描写と人工的な連続文様の折衷が面白い。同じ装飾を持つ大小さまざまな形状のガラス器がある。(『名作選』 2007)