蜻蛉文ランプ

  • 作家名 ルイス・C. ティファニー
  • 制作年 1918年
  • 技法・素材
  • サイズ 高154.5 径46.5 cm
下向きの蜻蛉を並べて配置したシェードは、黄色やオレンジの透明板ガラスを多用してステンドグラスの手法によって組み立てられている。部分的に透明な球面ガラスを組み合わせているので、光を透過させる表情に変化が生じ豪華な印象を与える。細身のブロンズ製の脚台に装着されているが、ティファニーのランプは顧客の好みに応じて笠と脚を別売する方法が取られていたので、これと異なる組み合わせの製品も存在する可能性がある。(『名作選』 2007)