展覧会
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2016
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2017

ガラス工芸―ドーム兄弟の世界

2016.09.07 — 2017.03.03

会期

2016年9月7日(水)-2017年3月3日(金)

 

会場

ポーラ美術館 展示室4

 

アール・ヌーヴォーの技巧派。ドーム兄弟の特集展示

ポーラ美術館の収蔵するガラス工芸作品の中から、アール・ヌーヴォー期の代表的な作家であるドーム兄弟の名品をご紹介します。

 

ドーム社は、創業者であるジャン・ドーム(1825-1885)が経営を始めた1878年以来、130年以上の伝統を誇ります。長男のオーギュスト(1853-1909)が父から工場の経営を引き継ぐと、1891年には「アトリエ・ダール(芸術部門)」が設置され、三男であるアントナン(1864-1930)がその部門を統括します。この頃には、同じくナンシーを活動地としたエミール・ガレ(1846-1904)が、万国博覧会をはじめとするさまざまな機会に成功を収めていました。

 

ドーム社の製品は、数多くの顧客の購買欲を刺激しました。今回の展示は、当館でドーム兄弟の作品にテーマを絞ってご紹介する初めての機会となります。ガレとともに、ナンシーのガラス産業界を牽引したドーム兄弟の世界をご堪能ください。

ドーム兄弟《風景文蓋物》1892年頃

ドーム兄弟《風景文蓋物》1892年頃

ドーム兄弟《葡萄とカタツムリ文花器》1904年頃

ドーム兄弟《葡萄とカタツムリ文花器》1904年頃

ドーム兄弟《マロニエ文花器》1907-1910年

ドーム兄弟《マロニエ文花器》1907-1910年

ドーム兄弟《ユーカリ文ランプ》1910年代

ドーム兄弟《ユーカリ文ランプ》1910年代